会長挨拶

大阪電業協会は、電気工事業者の主体性の確立と社会的地位の向上を目的に「社団法人大阪電気設備研究会」として昭和43年に発足いたしました。

以来、会の拡充、活動の充実を図りながら、本年6月には設立50周年を迎えました。

さて、建設業界では、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック関連や、高度経済成長期に整備されたインフラのリニューアル事業など、全国的には官民の設備投資意欲が感じられます。ここ大阪でも、インバウンドの伸びによるホテルの建設や鉄道網の整備、2025年の万博エントリーやIR誘致など明るいニュースがたくさんあります。

建設業界では好景感が漂い始めてはいるものの、電設業界においては、技能者・技術者の高齢化や若手入職者の減少と相まって、現場を支える人材の不足が深刻な問題となっています。一方、社会では「働き方改革」という過去にない変化の時代が到来しています。

本会は、昨年度に20数年振りとなる「組織改正」に着手し、従来の「6委員会2部会」を「5委員会5部会」に改め、より機動的な組織体制を構築しました。引き続き、「若者が働きたいと思う夢と生きがいのある電設業界」「会員企業にとって魅力ある協会」を目指し、会員の皆様と手を携え、事業活動に積極的に取り組んでまいります。

また、人材確保・就労推進事業として、従来からの電気工事士技能競技大会や大学生を対象とした現場見学会などに加え、新しい事業として、府内工業系高校15校への中堅・中小会員企業紹介訪問、府内工業系高校教諭との意見交換会、大学生等を対象とした業界研究セミナーを開始しました。

こうした取り組みにより電設業界を幅広くPRし、ひとりでも多くの若手入職者が増えるよう、活動を継続していきます。

皆様からのご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

平成30年6月

一般社団法人 大阪電業協会

会 長  前田 幸一