電気工事士技能競技大会

技能競技大会 実施の趣旨

1.電気工事士の施工技術の向上、エコロジー製品の使用促進、省電力化意識および電気安全思想の普及を図るとともに、特別参加の工業高校電気科生徒ならびに教諭への技術指導により、電気設備業界に対する理解の促進を図る。

2.電気設備業界にとって「人材の確保と育成」 「技術・技能の向上」は重要な課題であり、工業高校電気科の生徒には、技能競技大会の経験を活かし幅広い知識と技術を習得していただき、電気設備業界への入職促進を図る。

参加資格

1.一般の部

大阪電業協会会員会社所属であること。年齢及び性別は問いません。
第一種または第二種電気工事士の免許取得者であること。
ただし、過去の大会で 「最優秀賞」 「優秀賞」 を受賞した方は参加できません。

2.高校生の部

大阪府立、大阪市立の工業高校電気関連学科の生徒

競技概要

模擬ボード(1800×1800)上に、競技説明書、課題施工図に従って屋内配管配線を 行う。

大会見学

大会会場では、見学者用通路を設けますので、自由に見学することができます。

 

平成30年度開催分

平成29年度開催分

平成28年度開催分

平成27年度開催分

 

 

第46回(平成30年度) 電気工事士技能競技大会

平成30年10月17日(水)大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)において、第46回電気工事士技能競技大会が開催され、一般の部43名(28社)と高校生の部24名(12校 大阪府立工科高校 6校、大阪府立総合高校 1校、大阪市立工業高校 5校)の選手により競技が行われました。

課題内容は「安心安全キッチン」をコンセプトとし、LED電球、直管型LED照明器具、ねつ当番定温式感知器、ブレーカー自動遮断装置スイッチ断ボールを採用し、3路スイッチ・4路スイッチ、IHクッキング・食洗機・レンジフード用コンセント等を配置した、安心安全な住宅用キッチンのイメージを表現した回路構成としました。

一般の部の技能面では、金属管の平行曲げ、高校生の部を含めた技能面としては、PF管のS字曲げ接続を設け、各配管とケーブル配線をバランス良く配置する構成としました。

3時間の競技終了後の審査の結果、一般の部では、時間超過者はいませんでしたが、回路間違い・不点等による失格者が1名となりました。

高校生の部では、残念ながら1校が失格となりましたが、夏休み前から練習を重ね、競技時間内で概ね正確に完成させていました。

両部門とも、出場選手の実力の高さ、大会への準備鍛錬の努力が反映された結果であったと思います。

競技風景(一般の部)

競技風景(高校生の部)

競技会場全景

なお、課題施工図、入賞者、審査講評については、こちらからご覧ください。

 

 

第45回(平成29年度) 電気工事士技能競技大会

平成29年10月19日(木)大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)において、第45回電気工事士技能競技大会が開催され、一般の部44名(30社)と高校生の部、大阪府立工科高校(5校)・大阪市立工業高校(5校)計10校20名の選手により競技が行われました。

課題内容は「高齢者向け住宅」をコンセプトとし、LED電球、直管型LED照明器具、光るチャイム、マグネット付コンセントを採用し、3路スイッチ・4路スイッチ、200Vエアコン用コンセント等を配置した、高齢者住宅のイメージを表現した回路構成としました。

一般の部の技能面では、金属管の平行曲げ、高校生の部を含めた技能面としては、PF管のS字曲げ接続を設け、各配管とケーブル配線をバランス良く配置する構成としました。

3時間の競技終了後の審査の結果、一般の部では、時間超過者はいませんでしたが、回路間違い・不点等による失格者が5名と例年に比べ多い結果となりました。

高校生の部では、残念ながら2校が失格となりましたが、夏休み前から練習を重ね、競技時間内で概ね正確に完成させていました。

両部門とも、出場選手の実力の高さ、大会への準備鍛錬の努力が反映された結果であったと思います。

なお、課題施工図、入賞者、審査講評については、こちらからご覧ください。

競技風景(一般の部)

競技風景(高校生の部)

競技終了後の実技指導(高校生の部)

 

 

 

第44回(平成28年度) 電気工事士技能競技大会

平成28年10月25日(火)大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)において、第44回電気工事士技能競技大会が開催され、一般の部45名(31社)と高校生の部、大阪府立工科高校(5校)・大阪府立総合高校(1校)・大阪市立工業高校(5校)計11校22名の選手により競技が行われました。

今回の大会は一般の部、高校生の部とも、課題内容は「AV会議室」をイメージし、回路構成は会議室照明を3路スイッチとロータリー式調光スイッチで点滅させる回路及びプロジェクター用コンセント、200Vエアコン用コンセント回路でした。

一般の部の技量面では、金属管のノーマル平行配管300mm半径の出来栄えを競うものとし、高校生の部は、金属管部分をPF管として施工し、3路スイッチの結線などの正確性を競うものとしました。

3時間の競技終了後の審査の結果、一般の部で3時間超過の未完成者が1名、配線回路不良による失格者が1名となりましたが、作業量・難易度は妥当な内容であったと考えます。また、出場選手の実力の高さ、大会への準備鍛錬の努力が反映された結果であったと思います。

高校生選手は、夏休み前から練習を重ねた結果、競技時間内に正確に完成させていました。

今回も、今年5月に大阪で開催された「JECA FAIR 2016」製品コンクール入賞製品と工具・電材の展示会を開催し、競技参加者をはじめ会場に来られた方々に見学していただきました。

また、初めての試みとして、競技終了後の13時から電気配線ゲームコーナーを開設し、主に高校生に、回路図から実際の点滅回路作りにチャレンジしてもらいました。

なお、課題施工図、入賞者、審査講評については、こちらからご覧ください。

H28技能競表彰

一般の部 最優秀賞(大阪府知事賞)受賞

H28技能競入賞者

一般の部 入賞者 集合写真

H28技能競全景競技風景

 

第43回(平成27年度) 電気工事士技能競技大会

・開催日時、場所

平成27年10月29日 競技時間 10:00〜13:00
エディオンアリーナ大阪 [ 第1競技場 ](大阪体育会館)

 

・競技課題(テーマの説明、施工図)

売場とバックヤードをイメージした「ショッピングセンター」をコンセプトとする。

【 施工図( 一般の部) 】

こちらをクリックしてご覧ください。

・審査基準(基準の概要と採点方法)

下記の7項目について減点方式による審査を行う。

審査箇所①
主な減点項目
分電盤工事・連携ブレーカ・ケーブル工事
アースターミナル部分の菊ワッシャー取付順序
審査箇所②
主な減点項目
金属管工事・PF管工事
電線被覆の剥ぎ方不良、剥ぎ過ぎ
審査箇所③
主な減点項目
接続BOX工事(金属BOX)
差込コネクタへの差込不足・電線締め付け不良
審査箇所④
主な減点項目
接続BOX工事、スイッチ付200Vコンセント工事
電線相互の接続不良、電線被覆の剥ぎ方不良や剥ぎ過ぎ
審査箇所⑤
主な減点項目
3路・4路スイッチ工事
電線被覆の剥ぎ方不良
審査箇所⑥
主な減点項目
ケーブル工事・レセプタクル・LDL・タイマー工事
レセプタクルの巻付不良、ステップルの固定不良
電線被覆の剥ぎ方不良
審査箇所⑦
主な減点項目
共通
PF管の曲げ半径が内径の6倍以上となっていない
PF管、金属管が平行配管部分で平行になっていない
ケーブル配線・配管が波立ちボード面から浮いている
失格 未完成・絶縁不良・誤結線

(注)工事の種別により採点の重み付けを行う。例えば電気的・機械的欠陥(電線の接続、絶縁不良等)の減点は大きく、配管の曲げ半径や支持用ビスの緩み等は比較的小さな減点とする。

・出場選手(一般の部)

・出場選手(高校生の部)

・大会次第

・来賓

= 大 会 審 査 役 員 =

 

・競技大会講評

= 審査委員長講評(抜粋) =

「競技課題(一般の部)」

電気工事士の技能の練磨と、 技術の向上を目的とした本大会も 、 今年で43回目を迎えました。
一般の部ではプロとしての基本技能の発揮を、高校生の部では技術と技能の継承を目的としています。
一般の部、高校生の部ともに、競技時間は3時間以内とし、制限時間内に正確に完成させることが求められます。

今回の競技課題は、一般の部、高校生の部とも 「ショッピングセンター」をイメージし、ショッピング内の売り場の照明LEDを24時間タイマーで点滅させる回路と、店舗内に単独回路(高容量) の冷蔵庫用200ボルトコンセントを設置する回路、バックヤード照明については3路スイッチ2箇所、4路スイッチ1箇所の計3箇所で点滅させる回路を施工し、3路スイッチの1箇所にコンセントを組み込むというものでした。

一般の部では、プロとしての基本技能ではありますが、金属管施工を取り入れ、2本並列S曲げとし、出来栄えの美しさを競うものとなっています。

「競技課題(高校生の部)」

高校生の部は今年で14回目を迎え、12校の参加でした。 この競技大会の参加を契機として、さらに技術と技能を磨いていただきたいと思います。

高校生の部においては、金属管施工をPF管施工としましたが、その他は一般の部と同じ課題にチャレンジしていただきました。
金属管とP F管との違いはありますが、2本の管を並列に見栄え良く施工していただくところは、選手の皆様の腕の見せ所だと思います。

課題の中に入っている項目は、電気工事としての基本的な作業となります。

「審査基準」

審査については、大阪府、大阪市、関西電力株式会社の審査委員と、審査補助をされた大阪電業協会の皆様のご協力により、厳正かつ公正に審査しました。

審査の内容については、寸法の精度や仕上がりの出来栄えだけでなく、絶縁検査、点灯試験や安全面、作業態度なども審査項目とし、各審査委員が分担し審査しました。
なお、電灯の不点灯や絶縁不良につきましては、規定により失格といたしました。

服装は作業服及び保護帽を着用とし、一般の部では高所作業に即応できるよう、安全帯の着用、安全靴を着用した作業としました。

「競技講評」

規定の時間内で余裕を持って作業を終了された方もおられ、日ごろの取り組みの結果が出たものと思っております。

施工内容で良かった点を何点か申し上げますと、金属管、PF管、ボックス類の取り付けは、がたつきがなくきれいに仕上げられていました。また電線被覆への傷が少なく、丁寧な取り扱いができておりました。また電線の配線、接続も正確に施工され、品質の高い作業内容でありました。

一方、残念な点としましては、一部電線の剥lぎ取り過ぎや、 電線の被覆に傷が多数入っているものがありました。手際よく作業はされていましたが、絶縁不良は、不点の原因につながる恐れもありますので、細部まで丁寧な作業を心掛けされるようお願いします。

高校生の部ですが、 二人ひと組みの作業において分担を上手に決めて連携よく作業ができており、大きな不具合もなく、プルボックス内の整線もきれいにされており、高いレベルで施工されておりました。
今回の課題では、合成樹脂可とう電線管の平行及び浮き等で多少苦労されていましたが、総じてきれいに完成されていました。

これも先生方の行き届いた指導のもと、 よく練習された結果だと思います。優劣の付けがたい出来栄えでありましたが、競技大会のため、順位をつけました。一部の材料を除き一般の部と同様、より現場に近い課題にチャレンジしていただきました。各学校とも効率よく作業され、いずれも美観よく施工されていました。
各校独自の作業手順、方法により効率的に作業がなされ、時間内に全校完了されていました。
多くの人の目の前で緊張もあったと思いますが、努力の結果だと思います。

残念な点としまして、PF管の浮き、ビス及びコネクターの締め付けが完全にできていないこと、ジョイント部分の被覆の剥ぎ取り長さが揃っていないことや、ケーブルの浮きが若干あるものが見受けられました。
次回以降も、先生方のご指導、よろしくお願いいたします。

「総括」

競技大会においては、時間の制約があるため焦りによる誤りもありますが、実際の現場では、電気設備は信頼性・ 安全性が第一であります。 今後の作業では、より一層品質・安全を意識して取り組んで欲しいと思います。

最後に、今回も出場者に多くの応援をいただき、熱気あふれた大会でした。この大会に出場された皆様が、今後ますますご活躍されることを祈念しております。
高校生の皆様におかれましても、今回の競技大会の経験を活かし、さらに幅広い知識と技術を身につけていただき、将来は建築設備の要であります電気設備業界で活躍されることを期待しております。

・入賞者

一般の部

高校生の部

 

前田会長 挨拶

選手宣誓

表彰式

一般の部で入賞された皆さん

電気工事士技能競技大会風景

一般の部 最優秀作品(大阪府知事賞)

 

会長挨拶文