新入社員研修

大阪電業協会では、会員企業の新入社員が、社会人としての基本を学ぶ機会を提供するため、1972(昭和47)年から、新入社員研修を継続して開催しています。

◆新入社員研修 開催の趣旨

①学校生活と会社生活の違いを社会人のスタート時点で自覚し、変化を会得する
②「仕事の基本」と「ビジネスマナー」を学び、身につけることにより、会社生活をスムーズにスタートさせる
③同業他社の新入社員との交流により、相互啓発を図る

◆研修対象者

大阪電業協会と大阪空気調和衛生工業協会の会員各社の当年度新規入社社員を対象としています。
(主に、自社単独での研修が難しい中小企業を対象)

◆研修内容(1日のスケジュール)

午前中

  • 開講挨拶(大阪電業協会 労務・安全委員長)
  • 社会人が求められる意識と行動
  • ビジネスマナー

午 後

  • 経営者による講話
  • 中堅社員の体験講話(入社数年目の現場担当者)
  • 営業に関する講話
  • 安全に関する講話
  • 工事に関する熟練社員の体験談

2025年度開催分

2024年度開催分

アーカイブ(オンライン開催)

2025年度 新入社員研修

◆日 程  4月3日(木)~4日(金)
◆場   所  エル・おおさか 南館5階 南ホール
◆受講者  23社 86名(内、大阪電業協会 17社 70名)

 

 

新入社員研修(受講風景)

 

【開講挨拶】 労務・安全委員会 嶋田委員長


新入社員として心構えを熱く訴えかける嶋田委員長

【午前中の研修】
「社会人が求められる意識と行動」「ビジネスマナー」
 住友電設(株) 中尾様
「社会人が求められる意識と行動」「ビジネスマナー」について、学生生活との違い、PDCAマネジメントサイクル、報・連・相の大切さ等を説明

【午後の研修】
「経営者による講話」
 (株)クリハラント 鹿谷社長

「入社数年目現場担当者の体験講話」 (株)トーエネック 少路様
電気設備工事の概要や配属現場でのエピソード、段取りの大切さや、今後現場代理人になったときの心構え等を説明

「営業に関する講話」 中央電設(株) 吉年様
一般の営業と建設業の営業の大きな違いや、建設業における仕事の流れを解説

「安全に関する講話」 (株)クリハラント 佐々木様
実際にあった話を交えながら、災害はどうして発生するのかを分かりやすく伝え、自分の身は自分で守ることの重要さを訴え

「工事に関する熟練社員の体験談」 住友電設(株) 佃様
現場での安全意識の大切さや建物完成時の達成感等について、自身の体験を基に講話

2024年度 新入社員研修

◆日 程  4月8日(月)~9日(火)
◆場   所  エル・おおさか 南館5階 南ホール
◆受講者  27社 91名(内、大阪電業協会 20社 80名)

新入社員研修(受講風景)

【午前中の研修】
「社会人が求められる意識と行動」「ビジネスマナー」
 住友電設(株) 中尾様
ビデオ上映と解説

【午後の研修】
「経営者による講話」
 朝陽電気(株) 北詰社長
ご自身の学生時代や新入社員時代の実体験を交えながら、チャレンジすることの大切さを講話

北詰社長の講話

「入社数年目現場担当者の体験講話」 住友電設(株) 鳥居様
女性現場担当者として現場管理経験を通して、先輩から学び生かしていることや、自身の創意工夫などを紹介

「営業に関する講話」 中央電設(株) 吉年様
一般の営業と建設業の営業の大きな違いや、建設業における仕事の流れを解説

「安全に関する講話」 (株)クリハラント 佐々木様
実際にあった話を交えながら、災害はどうして発生するのかを分かりやすく伝え、自分の身は自分で守ることの重要さを訴え

「工事に関する熟練社員の体験談」(株)きんでん 國谷様
・電気設備の基礎知識について、新入社員向けに分かりやすく説明
・自身の体験をもとに、若手社員としての心構えを講話

アーカイブ(オンライン開催)

◆日 程  2022年4月6日(水)~7日(木)(両日とも10:00~17:00)
◆場 所  大阪電業協会 会議室 ⇔ 受講会社(オンライン)
◆受講者  33社 114名(内、大阪電業協会 25社 98名)

例年、貸会場にて集合研修としていましたが、新型コロナウイルス感染症防止対策として、初めてZoomによるオンライン形式で実施しました。

労務・安全委員会 嶋田委員長 開講挨拶

初日の開講挨拶では、労務・安全委員会の嶋田委員長より、「ようこそ、電気設備工事の業界へ」と歓迎の言葉を述べられ、その後、社会人へのスタートラインに立った受講生の皆さまに期待と激励の気持ちを込めて以下の3つの話をされました。

  • 失敗を恐れず、一流の技術・知識を身につけて誰にも負けない得意分野を持ってほしい。
    ・若いうちは失敗することも多いと思うが、前向きな失敗はリカバリ可能である。
    ・向上心のあるチャレンジならば得るものも多い。
  • 二つの選択肢があったら難しい方を選んでほしい。
    ・甘えを捨て難しい仕事にチャレンジする。
    ・仕事はやってくるものではなく、自ら作り出すものである。
  • 何でも相談できる仲間と先輩を持ち、友情を大切にしてほしい。
    ・壁に当たった時は一人で悩まず、周りの仲間に相談する。
    ・人間は努力する限り迷うものである。

《各会社で受講される新入社員の皆さん》