実技講習会

日本電設工業協会関西支部では、2014(平成26)年度から、主に中小会員企業を対象とした実技講習会を開催しています。

実技講習会実施の背景としては、従来から「中小電設企業では自前の実技講習施設を有しないため、技術者・技能者の資質向上を図るための実技研修に課題がある」との意見が多く寄せられていたため、日本電設工業協会では、各府県電業協会が取組む人材確保・育成事業を支援する一環として、座学講習以外の実技講習会等の実践的な技術教育をスタートさせました。

関西支部においても趣旨に賛同し、会員各社のニーズに合った実技講習会を開催し、大規模な教育研修施設を有する会員企業の協力を得て、会員各社の社員の方々の技術・技能の向上を目指す取り組みを計画・実施しております。

2019(令和元)年度開催分

2018(平成30)年度開催分

平成29年度開催分

 

 

2019(令和元)年度実技講習会

1.講習科目

    • シーケンス制御の基礎(第1回目)
    • 受変電設備の概要と停電・復電操作(第2回目、第3回目)

2.開催日時(開催時間は9:00~17:00)

    • 第1回目 2019年11月20日(水)~21日(木)
    • 第2回目 2020年 1月14日(火)~15日(水)
    • 第3回目 2020年 1月23日(木)~24日(金)

3.開催場所

(株)きんでん 人材開発部「きんでん学園」(西宮市今津久寿川町)

4.受講対象

大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山電業協会 会員企業社員(熟練度:入社5年程度までの初級~中級技能者)

5.受講実績(41名)

第1回目 15名、第2回目 13名、第3回目 13名

シーケンス制御の基礎講習

6.受講感想(アンケートから)

シーケンス制御の基礎

普段は完成品の盤に幹線を接続するだけの作業が多く、今回内部の配線を行うことによって電気の流れが分かり、ためになる研修であった。

受変電設備の概要と停電・復電操作

実際に受変電設備の機器を操作し、見る側だけではわからなかったことが理解でき、とても勉強になった。

 

2018(平成30)年度実技講習会

日本電設工業協会関西支部では、2018年11月21日(水)~22日(木)および2019年1月15日(火)〜16日(水)の2回に分け、きんでん学園(兵庫県西宮市)において、実技講習会「受変電設備の概要と停電・復電操作」を開催しました。

また、2019年1月21日(月)〜22日(火)には、同会場において、実技講習会「シーケンス制御の基礎」を開催しました。

3回を合わせて、京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山・大阪の各電業協会会員会社から48名の方が講習を受講されました。

シーケンス制御の基礎講習

今回「シーケンス制御の基礎」講習を初めて行いましたところ、受講者から「本で得る知識とは違う実機での体験ができ、とてもよかった」との感想をいただきました。

 

平成29年度実技講習会 『受変電設備の概要と停電・復電操作』

日本電設工業協会関西支部では、平成29年11月14日(火)~15日(水)および12月21日(木)〜22日(金)、平成30年1月9日(火)〜10日(水)の3回に分け、きんでん学園(兵庫県西宮市)において、実技講習会「受変電設備の概要と停電・復電操作」を開催しました。
3回を合わせて、京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山・大阪の各電業協会会員会社から45名の方が講習を受講されました。

オリエンテーション

機器を使って実習します

受講後に実施したアンケートでは、

  •   「作業手順をひとつひとつ確認しながら学ぶことができ、理解しやすかった」

など、実務に役立ったとの意見が多く寄せられました。