日本電設工業協会関西支部では、2014(平成26)年度から、主に中小会員企業を対象とした実技講習を開催しています。
実技講習実施の背景としては、従来から「中小電設企業では自前の実技講習施設を有しないため、技術者・技能者の資質向上を図るための実技研修に課題がある」との意見が多く寄せられていたため、日本電設工業協会では、各府県電業協会が取組む人材確保・育成事業を支援する一環として、座学講習以外の実技講習等の実践的な技術教育をスタートさせました。
関西支部においても趣旨に賛同し、会員各社のニーズに合った実技講習を開催し、大規模な教育研修施設を有する会員企業の協力を得て、会員各社の社員の方々の技術・技能の向上を目指す取り組みを計画・実施しております。
近年の講習概要
1.講習科目
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- シーケンス制御の基礎
- 受変電設備の概要と停電・復電操作
2.開催日程、定員
2日間講習(終日) × 3回 (定員 各回15~18名)
3.開催場所
きんでん 人材開発部「きんでん学園」(西宮市今津久寿川町)
4.受講対象
大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山電業協会 会員企業社員(熟練度:入社5年程度までの初級~中級技能者)