官民合同事後検討会

大阪電業協会では、前年(10月)に開催された電気工事士技能競技大会における一般の部に関して、大阪府(審査委員長)様、大阪市(審査副委員長)様、関西電力(審査副委員長、審査委員)様のご関係者にお集まりいただき、審査結果や反省点、アンケート結果、次年度に向けての改善点を協議する「官民合同事後検討会」を、毎年2月に開催しています。

1.審査結果を踏まえ、課題の内容が適正であったかの検討を行います。

2.アンケート結果を集約し、不具合点の抽出と改善点の検討を行います。

3.その他

反省結果、改善点を踏まえ、次回大会に反映すべき事項をまとめます。

事後検討会の協議内容を踏まえ、不具合、不便を無くし、次回大会がより良い大会となるよう改善していきます。

・出席対象者

  • 大阪府住宅まちづくり部 公共建築室 設備課
  • 大阪市都市整備局 住宅部、公共建築部
  • 関西電力株式会社 大阪北(南)電力本部 配電グループ
  • 一般社団法人大阪電業協会 技術・技能委員会、事務局

 

2018(平成30)年度開催分

平成29年度開催分

平成28年度開催分

 

 

2018(平成30)年度 官民合同事後検討会

・開催日時、場所

2019年2月5日(火) 15時30分~17時 : 大阪電業協会会議室

 

・出席者(18名)

  • 大阪府 : 住宅まちづくり部 公共建築室 設備課住宅設備グループ 課長補佐
  • 大阪市 : 都市整備局 総務部 総務課(工事検査担当) 課長代理
  • 関西電力株式会社 大阪北電力本部 : 配電グループリーダー 他
  • 関西電力株式会社 大阪南電力本部 : 配電グループリーダー 他
  • 一般社団法人大阪電業協会 : 技術・技能委員会(委員長、理事、担当専門委員)、事務局(専務理事、事務局長、統括部長)

 

・実施内容

1.審査結果

アンケート結果からも、課題内容の難易度は適正であったと考える。(誤接続による失格者1名)

2.審査手順の検証

今回から、各競技ボードにおける「審査完了表示」を明確にしたことにより、大阪電業協会と関西電力様の審査引き継ぎがスムースに行えた。

3.反省内容の次回への反映(抜粋)

・ケーブルとストリッパーの相性に考慮し、次回から、材料集計表にケーブルメーカー名を記載する。

・支給電源ケーブルの端末処理や接続について、多くの質問を受けた。競技開始前の説明の際、詳しく説明しておく必要性を感じた。

 

 

平成29年度 官民合同事後検討会

・開催日時、場所

平成30年2月6日(火) 15時30分~17時 : 大阪電業協会会議室

 

・出席者(20名)

  • 大阪府 : 住宅まちづくり部 公共建築室 設備課住宅設備グループ 課長補佐
  • 大阪市 : 都市整備局 住宅部 建設課(設備担当) 課長代理
  • 関西電力株式会社 大阪北電力部 : ネットワーク技術グループリーダー 他
  • 関西電力株式会社 大阪南電力部 : ネットワーク技術グループリーダー 他
  • 一般社団法人大阪電業協会 : 技術・技能委員会(委員長、理事、担当専門委員)、事務局(専務理事、事務局長、統括部長)

 

・実施内容

1.審査結果

アンケート結果からも、課題内容の難易度は適正であったと考えるが、誤接続による失格者が5名であった。

2.選手へのアンケート結果(抜粋)

・競技ボードが柔らか過ぎ。ボードにビス穴、墨、汚れを残さないでほしい。

・減点内容が分からない。

3.反省内容の次回への反映(抜粋)

・競技ボードについては、大会前日にチェックを行い、不具合のあったものは予備ボードとの交換を行ったが、一部の選手から「ボードが柔らかく、ビスが効かなかった」とのクレームがあった。次回大会までの買い替えを検討する。

 

 

平成28年度 官民合同事後検討会

・開催日時、場所

平成29年2月7日(火) 15時30分~17時 : 大阪電業協会会議室

 

・出席者(19名)

  • 大阪府 : 住宅まちづくり部 公共建築室 設備課住宅設備グループ 課長補佐
  • 大阪市 : 都市整備局 公共建築部 ファシリティマネジメント課 課長代理
  • 関西電力株式会社 大阪北電力部 : ネットワーク技術グループリーダー 他
  • 関西電力株式会社 大阪南電力部 : ネットワーク技術グループリーダー 他
  • 一般社団法人大阪電業協会 : 技術委員会(委員長、理事、担当専門委員)、事務局(専務理事、事務局長、統括部長)

 

・実施内容

1.審査結果

失格者、未完成者、平均作業時間等は、前回大会とほぼ変わらず、課題内容の難易度は適正であった。

2.選手へのアンケート結果(抜粋)

・照明が暗かった。

・作業するエリアが狭いので、もう少し広くしてほしい。

・同項目の採点は、同じ審査員が行うべきだと思う。

3.反省内容の次回への反映(抜粋)

・前回大会での指摘を受け、競技場のレイアウトを検討し、可能な限り暗い部分を無くすように改善を図ったが、一部の選手から「照明が暗い」との指摘があった。更なる改善に向け、検討を継続する。

・競技ボードについては、大会前日にチェックを行い、不具合のあったものは予備ボードとの交換を行ったが、一部の選手から「ボードが柔らかく、ビスが効かなかった」とのクレームがあった。大会前日のチェック体制を、更に充実させる。

平成28年度 官民合同事後検討会の様子